ソースは飲み物…とまでは言わないけど、
とにかくソース食い&タレ食いな私( ̄ー ̄)
冷蔵庫の中はびっくりするほど
ソースだらけ(笑)
とんかつソースは絶対オリバーソース
ウスターソースはハンバーグソースを作る時しか使わないから、こだわり無し
お好み焼きソース&焼きそばソース&たこ焼きソース&どろソースはお多福ソース
ご当地モノでは、
飛騨清見ソース(中濃)→生トマトor蟹クリームコロッケ専用
自由軒万能カレーソース→いもコロッケ専用
コーミ焼きそばソース→コーミ味の焼きそばが食べたい時用
とまぁ、ほんまにソースだらけ(笑)
そんな私が先日知人から頂いてドハマリしたのが、
まさかの!
ウスターソース!
今まで私にとってウスターソースはハンバーグのタレを作るためだけのソースやったのに
一軍に昇格!
って、いやほんまに!
そしてそのめっちゃ美味しかったソースというのが、
神戸が誇るウスターソース
阪神ソースの敬七郎ソース
何でも創業当時の味をそのまま復刻した、
創業者 敬七郎の名を冠にするソースだそうな
と、このソースの話をする前に!
ウスターソースについて調べてみたんで、それを書いてみることに
ウスターソースとは?
野菜や果実(ピューレ)などに食塩、砂糖、酢、香辛料を加えて味を調整し、その後熟成させた液体調味料のこと。
世界最古のウスターソース→リーペリン・ソースはどうやってできた?
1835年頃(2019年からやと184年前)
イギリス・ウスターシャー州出身のマーカス・サンディ卿が、当時イギリスの植民地であったインドからインド・ソースの作り方を持ち帰り、薬剤師であるリー氏とペリンズ氏に依頼し作らせることにした。
しかしそれはなかなかうまくいかず、半ば諦めて失敗作を地下室に放置。
そのまま数年が経過したある春の日、大掃除をしていた2人は地下室に放置していた失敗作のソースを発見。
捨てようと近づいたところ、以前のような刺激臭がしなくなっていることに気付きフタを開けて試食してみることに。
すると香りだけでなく味はまろやかで、コクが深くなっていて、このソース作りは熟成が鍵であることに気付いた。
2人はこの時これが商品化できると感じたためマーカス・サンディ卿からレシピと権利を購入し、晴れてリーペリン・ソースとしての販売がスタート、後に世界初のソースメーカーであるリーペリン社が設立された。
日本最古のウスターソース→阪神ソースはどうやってできた?
1854年、安井敬七郎は仙台で誕生。
安井家は代々、仙台藩おかかえの藩医であったため、仙台藩主設立の学校で医学を中心にあらゆる学問を修学。
成年後は東京にてドイツ工学博士ワークネル教授に師事し、工業化学をも学んだ。
その頃、教授と共に訪れた神戸で食事をした際、
『神戸には美味しい肉があるのに
どうして日本には美味しいソースがないのでしょう』
という教授の言葉が敬七郎のソース造りの道への始まりである。
それからというもの、当時の輸入されていたソースをベースに、より日本人に合ったソースをと日々研究を重ね、1885年(2019年から134年前)香り高い褐色の液体を創りあげた。
これが阪神ソースのはじまりであり、日本のソースのはじまりとも言われている。
しかし当時は、まだまだ一般に用途を知られていなかった調味料だったため、販売には非常に苦労し敬七郎の知っている唯一の販売ルートである薬屋さんにその販路を託していた。
ソース完成から7年後の1892年、海外視察団に参加した敬七郎は、東南アジアよりイギリスへ渡り、世界最古のソースメーカー『リー&ペリン』社を訪ねソース造りの指導を受け、帰国。
敬七郎にとってソース造りの原点の地、神戸市兵庫区荒田町に『安井舎蜜工業所』として本格的なソース工場を新設し、国産ソースの基礎を創った。
それから127年以上、安井敬七郎の精神は現在5代目まで受け継がれている。
そんなソースにこだわり抜いた歴史ある阪神ソースが特別生産で発売を開始したギフトパッケージ
私が知人から頂いたのはこれ
阪神ソース 特別生産 プレミアムソースギフトセット(敬七郎ソース/SUNRISE SAUCE in1984) 明治18年創業 伝統の技術 厳選素材 こだわりの味 オリジナルギフトBOX付き (200ml×2本) 2640円
シンプルな外箱
開けてみると”良いもの”の雰囲気
どちらもウスターソース、やけど、味が違う、ではなくて、時代が違う、ってまぁ、結果的には味も違うんやけど
敬七郎ウスターソース
上にも書いたように
創業当時の味をそのまま復刻した、
創業者 敬七郎の名を冠にするソース
添加物無添加!
スプーンに出してみると、サラッとしていて
一口食べてみると
見た目通りサラッとしてるのにコクがあって、いろんな野菜が入ってるんやなぁってそれを感じられる味で
濃厚なはずやのに、あれ?あっさり?いやクセが無いからそう感じるのかな?
と、味わった後に気付いた喉元に残るピリッとした辛さ
濃厚でクセが無くて、なんとなくスパイシー
これはいい!と即効で虜に(笑)
ラベルにもこだわりが
大正13年のパンフレットの表紙だそうな
内容
栄養成分表示
もう1本は
SUNRISE SAUCE 1984
1984年創業から100周年の記念に誕生したソース
選び抜いた原料と伝統の技術、そして数年間熟成した
「時間をかけて、いいものを・・・」を形にしたソースだそう
スプーンに出してみると、とろーっとしていて、味はとってもシンプル
派手な味の料理に添えても邪魔をしないだろうし、隠し味に使うのも良さそう、そんなイメージ
内容&栄養成分表示
販売しているデパート&スーパーマーケット
・イカリスーパー 各店
・大丸 神戸店
神戸市中央区明石町40番地
・イオン 垂水店
神戸市垂水区天ノ下町1-1
最後に
敬七郎とSUNRISESAUCE in 1984は全く違った個性を持ったウスターソースで、どちらがオススメとかそういうものではなくて、両方あると重宝しそう!というのが私の感想
今までハンバーグソースにしか使ったことなかったけど、カレーやシチューの隠し味なんかにも使ってみたくなったわ(*^^*)
神戸周辺に買いに行けないって人はアマゾンからでも注文できるんで、利用してみてね