タイ・バンコクにはいろんな移動手段があって、早朝~深夜まで利用できるものが沢山あって、どれも日本と比べれば安い!
そんないろんな移動手段の中でタクシーは高い方ではあるんやけど、それでも安い!
例えば私がサイアムにあるBIG Cからドンムアン空港まで(距離約30km)タクシーに乗った時に支払った金額は
195バーツ!日本円にして約700円!
使いこなせれば良い旅のお供になるであろうタイ・バンコクのタクシー
乗り方や運賃など、ぼったくられない方法と合わせてご紹介(^^)d
タクシーの料金
初乗りは 35バーツ
以後距離によってメーターが加算されていく
渋滞で全く動かない時もゆっくりメーターが加算されるので、残りが歩ける距離なら降りて歩く方がよい
※配車アプリGrubタクシーは初乗り55バーツで、メーターを止めた後に手数料が加算(50バーツ?)された金額が支払い金額になる
何色?どんなタクシーを選ぶべき?
タイのタクシーはとにかくカラフル!
単色はピンク、イエロー、ブルー、レッド
ツートンは緑×黄色、ピンク×白など
まず絶対に選ぶべきではないのは緑×黄色のツートンのタクシーで、これは個人タクシー
万が一事故を起こされた際に海外旅行保険の適用がされない場合があるため、旅行者は乗らないこと
空港からの配車の場合はタクシーの色を選べないけど、運転手の情報が記載された配車証明書が発行される
そして色に関係なく、値段交渉をしてくるタクシーには出来る限り乗らないこと
理由はメーター使用より料金が高くなるのと、口約束では後々トラブルになる可能性があるため
100バーツほどの区間でも「300バーツ!」なんて言ってきてビックリしたことも(^_^;)
予めタクシーを利用する区間が決まっている場合は旅行前にGoogleマップからGrubタクシーのアプリを開いて情報収集するのがおすすめ
Googleマップでバンコク周辺を検索するとGrubタクシーの大体の値段や時間がわかる
でもこれは確かな時間や金額ではないので、ちょっと手間でもアプリをダウンロードする方がいいと思う
上のGoogleマップからアプリを開いて、Grubタクシーに表示された情報がこれ↓
実際現地でその時間にタクシーを呼ぶとこんな感じになるってことがわかるので、自分が乗る予定の曜日&時間帯に検索をすることで、確かな情報を得ることができる
バンコクの渋滞は本当にに動かないので、Googleマップで赤ラインになっている渋滞区間の距離が長い場合は実際もっと時間や料金がかかる可能性が高い
この場所は鉄道や地下鉄利用に変更を考えた方が良いと思う
タクシーの止め方
タイでタクシーを止める合図は手を横に出す
でも大体どんなリアクションでも気付いてくれるという印象
雨で傘をさしていてすぐ手を出せなかった時でも、人が車道付近にいるのに気付いたら減速してくれた
タクシーが止まったら
日本ならドアが開いて乗り込むのが一般的だけど、タイではまず窓が開くので乗り込む前に行き先などについて話す
話す内容は下記の通り
①メーターで行ってくれるか聞く
「メーターOK?」で意味は通じるが、返事はタイ語で返されることが多いので、縦に首を降ってくれるまで「メーターOK?メーターOK?」って私は聞くようにしてた
なんせ私が出会ったタクシードライバーは全員タイ語しか話さなくて、英語で話しかけてもタイ語で返されるという(^_^;)
②行き先を告げる
行きたい場所の名称をゆっくり伝えること
「ワット・アルン」とか、そんな感じで
I want to go to ~なんて言っても通じない
何せ英語は通じない
ガイドブックなんかにはタクシーに乗るためのタイ語なんてのも載ってるけど、タクシーでタイ語を話す必要はなかった
もし名称を伝えても通じない場合は住所をスマホに表示させて見せる
例えば[バンコク銀行 ホゥアラムポーン支店]に行きたい場合は
ธนาคารกรุงเทพสาขาหัวลำโพง27 ถนน พระรามที่ 4 Rong Muang, Pathum Wan District, Bangkok 10330 タイ
これをスマホに表示させて見せる
タイのタクシー運転手は地図が読めなかったり苦手な人が多く、Googleマップを見せてもピンと来ないことも多々
自分のスマホにGoogleマップのルート案内をの表示させて運転手に手渡して、それを見ながら運転してもらっても距離感がわからず、手前で曲がってしまって目的地近くをグルグル回ることもあったり(^_^;)
でも住所を見せた時は目的地の前までドンピシャで連れて行ってくれた
③自分でドアを開けて乗り込む
バンコクのタクシーのドアは自動では開かないので、自分で開けて自分で閉める
タクシー乗車後にすること
タクシーが動きだしたら、まずメーターが点灯し動いているか必ず確認する
余裕があればGoogleマップを起動して、ちゃんと目的地へ向かっているか自分でもチェックしておくと安心やったり
それによくあるのがタクシーの移動中に見えた景色で「あれ何だろ?」って思った時に、すでに自分の手元に現在地の地図が表示されてるので、気になった「あれ」が何かすぐ知ることができるという良いところも
支払いについて
基本的に現金での支払いなので、細かいお金も持っておくこと
大きなお金を出すとおつりの際に勝手にチップを抜かれることもあったり
私が体験した例では195バーツで500バーツを出したら300バーツしか返してもらえず
5バーツぐらい別にいいんだけど、勝手に抜かれるとちょっと違和感があったり(^_^;)
日本にチップの制度が無いから余計そう感じるのかな?
観光地で客引きしてる運転手は要注意
観光地で客引きしてる運転手の全員が全員そうではないと思うけど、私が出会った人は悪質過ぎた!
ワット・ポーを出て、歩いてすぐのワット・プラケオに向かう途中に出会った運転手
歩道に立っていて、英語で話しかけてきて
運転手「今日はこれからどこへ行くの?」と
私「ワット・プラケオ&王宮→タリンチャン水上マーケット…」と言うと
運転手「王宮は今閉まっているよ。今日はセレモニーなんだ。見学できるのはお昼からになる。だから今から水上マーケットへ行って、戻ってきて、それから王宮へ行くのが良い。だから水上マーケットへ行こう」と
私(怪しいな)「…ちょっと考える」
と王宮がほんとに閉まってるか確認に行こうとするとめっちゃ付いて来る!
たまたま違う人がその運転手に道を訪ねるために近づいてきたんで振り払えたけど、かなりしつこかった(^_^;)
もちろん王宮はセレモニーなどしてなくて、ちゃんと開いていた
タクシー以外の移動手段について
タクシーは安くて便利
でも行き先や時間帯、節約したいなど、他の移動手段を使う方が良い場合もあるので、タクシー以外の移動手段もご紹介
BTS (高架鉄道)
始発:6:30頃~、駅によってまちまち
料金:16~59バーツ
例えば 1駅乗車で16バーツ前後、30駅乗車で59バーツ
同区間をタクシーで移動するのと比べると:
BTSの速度はそれなりに速いので、
車道が渋滞していない場合なら駅間をタクシーで移動するのも、鉄道で移動するのも差ほど時間は変わらない
MRT (地下鉄)
ブルーラインとパープルラインの2路線があるが、一般的に観光に利用するのはバンコク市内の中心部を走るブルーライン
始発:5:25頃~、駅によりまちまち
料金:16~44バーツ
同区間をタクシーで移動するのと比べると:
MRTは速度が遅い!
タクシーで移動する場合30分ほどの距離でも、MRTなら1時間20分ほどかかる
そのため長距離を安く移動したい場合や、近距離移動、乗り換え等、用途に合わせて利用を考えた方がよい
国鉄 (国有鉄道)
始発:4:20頃、駅によってまちまち
最終:22:45頃、駅によってまちまち
料金:15バーツ~
フアラムポーン駅
日本の快速や新快速のように速さや止まる駅が異なる列車が混在して走っている鉄道
種類はOrdinary(普通)、Rapid(快速)、EXPRESS(エクスプレス)、SPECIAL EXPRESS(スペシャルエクスプレス)など
タイ中部辺りまで繋がっていて、観光客がアユタヤへ行くのに利用するのはこの鉄道
同区間をタクシーで移動するのと比べると:
この列車を利用するより、タクシーや車で移動する方が高確率で早く到着できる
そしてそれ以前に国鉄はよく遅れるため、アユタヤの往復利用なら片道20~30分の遅れは許容範囲とみておくべし
長距離を安く移動したい場合や、ローカル感を味わうのに適した列車
バス
始発:路線によってまちまち
最終:路線よってまちまち
料金:15バーツ~安い
同区間をタクシーで移動するのと比べると:
停留所での乗り降り分遅くなる程度
渋滞する場所や時間帯のがわかるなら、その路線は避ける方がよい
ロットゥ (行き先が決まっている乗り合いのバン)
始発:7時前後~
最終:路線によってまちまち
料金:1時間程の距離で60~70バーツほど
ハイエースなどのバンを改造したミニバスで、バンコク市内と郊外を結んでいる乗り物
市内3ヵ所のターミナルに発着して、アユタヤ、メークローン、パタヤ、サメット島などへ格安で行くことができる
トゥクトゥク
始発&最終:ほぼ24時間走っているが、深夜~早朝は台数が少ない
料金:交渉制で、近距離でも100バーツ~
車好きならときめいてしまうトゥクトゥク
ホイールは車用なんで銘柄がわかるとついテンションが上がってしまう(笑)
マフラーは爆音、夜はイルミネーション全開!
移動に利用するより観光の思い出に乗る…日本の観光地の人力車感覚の利用がおすすめ
モーターサイ (バイクタクシー)
始発&最終:ほぼ24時間走っているが、深夜~早朝は台数が少ない
料金:30バーツ~
街中で見ると利用者がヘルメットを被ってなかったり、お姫様座りしてたり…
万が一事故をしたらと思うとゾッとする
ただバンコクは本当に渋滞が凄いので、すり抜けできるバイクは時として価値があるかも?
最後に
タイ・バンコクのタクシーを中心にいろんな移動手段について書いてみたけど、道路を走る乗り物については全て日本と比べると少々運転が荒い!
ボコボコにへこんだタクシーなんかも普通に走ってるので、そんな車は避けて、乗り込んだらシートベルトを締める
そして事故に合った時のために海外旅行保険には必ず入っておく
備えあれば患いなし
私はバンコクでの移動手段の中ではタクシーが1番便利だと感じたんで、次回のバンコクもほぼタクシー移動になるだろうなあと思う