大阪オートメッセ2019
TOYOTA GAZOO Racingブースに
自分のスープラのドリフト写真を飾って頂いたお話
まさかこんな写真が飾られるとは思ってへんかったから、ほんまびっくりやったわ
奇抜な色の
スープラが
ドリフトをしとる写真
ディーラーがこんな写真を選ぶなんて!
ほんまにこの写真で良かったん?
ほんまに良かったん?
ありがとうございますって
ブースを遠くから見ながらウルウルしてもたわ
私とディーラーには昔、ちょっとしたことがあって
原因不明のハンチングに悩まされとった時に、トヨタカローラにスープラを入れたことがあってん
一旦は引き受けてくれて代車で家に帰ったんやけど、翌日に電話があって
「改造車は整備ができないと」
この時めっちゃ腹が立ってん
で、言うてんな
「トヨタの車をトヨタが直さなくて、誰が直すんですか!」って
イライラがピークになって
「整備書コピーしてください!自分で直しますから!」って
もーディーラーに思い残すことはない、と啖呵を切って、もーディーラーになんか頼むかっ!って私とトヨタとの関係は終わるはずやったんやけど、
私の思いをわかってくれたトヨタの担当者がこの先出来る限りのことはしてくれると言うてくれて、助けてもらう日々がスタートした
整備書のコピーはもちろん、整備の相談にのってくれたり、
新品部品は電話1本で注文ができて、大助かり
その人の転勤とともにこの関係は終わったんやけど、ほんまいっぱい助けてもらった
でも私の中で、ディーラーのピットから追い出された時点で自分のスープラは
トヨタスープラではなく
無所属スープラになった
って思ってたんやと思う
改造車への目線が厳しかった時期
違法か合法かを見極める線がどこなんかがわかりにくかった時期でもあった
その頃はまだ若かったからなぁ(笑)
配線を加工したらあかんのか?とか
後付けパーツってだけで違法なんか?とか
理屈で返せへんかったわ
まぁ車検に通る車でも、見た目が派手なだけで嫌な顔をされることもあったような時期やから、今思えばしょーがなかったんかもね
トヨタを恨んだことは無いけど、トヨタに感謝することもなく、この車に乗るなら、自分がしっかりしないといけないって
そう思って日々過ごしてきた
そんな私がまたトヨタと繋がった瞬間
それが今回のオートメッセやった
会場で写真を見ながら話をした社員の方に
「こんなスープラでもいいんですか?」って
そんな風に聞くのは怖くて聞けんかったけど、
「A90の発表という素晴らしいタイミングで歴代車に乗ってる私たちをこの場に参加させてくださって、本当にありがとうございました」
とだけ伝えた
私の気持ちは1度は離れてもてたけど、また一緒に歩んでいけるんかなーって
こんな嬉しいことってないよなーって
8日(金)の搬入時に撮影したA90
ちなみに9日(土)は人気過ぎて
凄い人で近寄れへんかったわ(^_^;)
今年は恐らくスープライヤーになると思う
A90が沢山売れて、10年後20年後の若者が手軽な価格で買える中古車になってくれたらいいなーって
それに便乗して、歴代のA70やA80がもっと盛り上がれたらいいなーって思う